counseling times

カウンセリングタイムズ

あの日かけて欲しかった言葉を、今自分に伝えてあげる

 

頭を抱えて悩んだ日に。

 

つらくて壊れそうで、何もかも投げ出してしまいそうだったあの時に。

 

何もしていないのに、涙がこぼれてきた時に。

 

悲しいのに、くやしいのに泣けなかった時に。

 

あなたが言って欲しかった言葉はありますか?

 

父親から、母親から、友達から、恋人から

 

「大丈夫だよ。」って安心させてくれる言葉。

 

「そうだったんだね。つらかったんだね。」って理解してもらう言葉。

 

「何でも話していいよ。」って受け止めてもらう言葉。

 

「頑張れ。」って見守っててくれる言葉。

 

 

それを言って欲しくて、それに気付いてもらえなくて、

でも誰にもそんな言葉をかけてもらえなかったかもしれません。

まったく違うことを言われて傷付いたかもしれません。

 

そんな欲しかった言葉を

今、自分自身にかけてみませんか?

 

当時の自分を暖かく抱きしめるようなイメージで、ゆっくりと。

何回も何回も、繰り返し、ゆっくりと。

 

「頑張ったね。」「もう我慢しなくて大丈夫だからね。」

 

最初は自分でも受け取ってくれないかもしれません。

それでも当時の自分に、ひとりぼっちと思ってしまった自分に、

ゆっくりと、そう何度でも。

 

「つらかったね。」「もう一人じゃないからね。」

 

 

 僕にもそんな風に言って欲しくて、言ってもらえなかった言葉があります。

カウンセラーを目指した理由のひとつに

「そんな言葉を誰かにかけてあげたい」というのがあります。

 

最初は自分がもらえなかったのに、自分は誰かにそんな言葉をかけてあげられることは出来るのだろうか?

自分が言ってもらえなかった言葉を誰かに素直にかけてあげることが出来るのだろうか?

そんな風に思った時もありました。

 

でも、いろんな人に出会い、言葉をかけていく中で、

ふと、自分の心の中にも暖かいものを感じることがあります。

 

もしかしたら、今目の前にいるに人に一生懸命語りかけることで、

「あの日の自分にも」僕は語りかけているんじゃないかなと。

 

そして少しずつですが、

「あの日の僕に」そんな言葉をかけることが出来なかった周りの人々の気持ちも分かるようになってきました。

 

目の前に悩んでいる人に、どれだけ考えても言いたいことが出てこない気持ち、

目の前に悩んでいる人に、なんて言えば楽にしてあげられるのか分からなくて悔しい気持ち、

余計な言葉を言ってしまって、分かり合えなかった気持ち、

そんな気持ちもあるんじゃないかなと思うようになりました。

 

あの時の自分に一生懸命語りかけてあげること、

今目の前のいる力になってあげたい相手に真剣に語りかけてあげること。

 

あの日かけて欲しかった言葉を、今自分に伝えてあげてください。

 

そうするといつかは周りの人々も許せて

きっと暖かい気持ちになれるはず。