counseling times

カウンセリングタイムズ

過去を理解するために、出会い生きて行く

 

私たちは子供の頃の出来事で、世界の見方を決めてしまうことがあります。

しかし、子供の目線からしか見えてなかった出来事も大人になった今の目線から見ることで、新しい解釈が生まれてきます。

 

小笠原芙美さんの作品にこんな歌があります。

 

 

『 子供が待っているからと

  わくわくうきうき

  帰る人を見る

  新鮮

  私は鍵っ子だったみたい  』

 

 

子供の目線から見れば、家に親がいなく寂しい想いをしたかもしれません。

しかし、自分が大人になってから親の姿を見ると、

「家に子供を残して働いている親はこんな嬉しいそうな気持ちで、帰り道を急いだのだ」と子を思う親の気持ちに気付いたのかもしれません。

 

 

五行歌を書くにあたって、小笠原さんこう綴ってます。

 

 

『人と繋がりたいという願望と、きっと繋がれるという考えは、孤独感から生まれたのではないかと、推測している。その孤独感とは周囲との些細な不一致だ。

 

私がもっと大人だったら孤独を感じなかったと思うが、

こんな些細な孤独感から、今は目の前の人と分かり合えなくても、いつか分かり合えるかもしれないし、どこかの誰かは分かってくれるかもしれない。

きっと分かり合える、分かち合いたい、という考えが生まれ五行歌を詠む今の私に繋がっているように思う』

 

 

その当時には理解出来なかった出来事が、

出会う人によって、移り変わる想いによって理解出来るようになるのかもしれません。

 

逆に言えば、

私たちは過去を理解するために、人に出会い、生きていくのかもしれません。

 

 

最後に、小笠原芙美さんも紹介していた。

草壁熖太さんの作品で締めようと思います。

 

 

『 自分の

  心でしか

  計れないのなら  

  心を美しく

  するしかない 』

 

 

 

 

 

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