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counseling times

カウンセリングタイムズ

どこまでも優しいからこそ強くなれる女性

 

 

『あんたが勝手に悩んでいるだけでしょ!?』

 

 

母は僕が小学生の時から、心理学の勉強を始めている。

今では、商売としてはやっていないが、よく人の相談に乗っている。

息子の自分が言うのも変な話だけど、母は色んな人に慕われてる。

 

息子から言わせればおっせかいおばさんだけど。

 

そんな母にも僕もたまに相談ではないが、仕事のことやプライベートについて悩んだり、迷ったりしていることを話す。

 

カウンセラーとして心理学を学んできた母だが、

そこには受容や共感なんてのはまったくない。

 

 

まぁ家族だからから出来る距離感で、

いつもこう放つ『あんたが勝手に悩んでいるだけでしょ!?』

 

 

あんたが今立派に生きてるだけで嬉しくて、

私はあんたの将来が楽しみなの。

 

なのに、勝手にあんたがウダウダ悩んでいるだけでしょ!

 

 

僕はそれを言われると、

いつも、「最後までの人の話を聞けよ!」「いや、もうちょっと共感してよ!」と少し拗ねてしまうのだけれども、

 

それでも、毎回同じ返事が返ってくるのに、懲りずに母親に身の上話をしてしまう。

 

いつしか、ああオレはその言葉を聞きたくて母と話すのだな〜と思った。

 

母は古くからの家業を持つ僕の親父と結婚して、大変だったそうだ。

そして子供を4人、しかもすべて男の子を育て上げた。

 

父は仕事で忙しく、

女一人で、「盗んだバイクで走り出すような」子供達を守ってきた母は苦労した。

 

様々な苦労や大変さ、それを味わいながらも、

「人は勝手に不幸になりたがる」

それを平気で口にする。

 

 

僕が不登校や鬱を経験したのもなんのその、

「今、美味しく飯が食べられるのなら、もうどうでもいいじゃん」

って感じである。

 

 

母の言う事は真理なのかもしれないが、

それを口にするのにはすごい度胸のいることだ。

 

しかし、母はさらっと言う。

それはどこまでも優しいからこそ強くなれる女性というものなんだろうな。

 

 

今悩んでいる人には、

『あんたが勝手に悩んでいるだけでしょ!?』

とは強烈な言葉かもしれない。

 

でも、いつか笑ってあなたがその言葉を口にしている日が来るかもしれない。

 

人生とは一時の出来事で人生の価値が決まってしまうのではない。

 

人が生きて行くことは、もっと柔軟でやわらかいものだ。

 

 

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