『自分との戦い』
『自分に負けちゃいけない』
そんな言葉の使い方がありますよね。
僕もたまに使ってました。(いや、頻繁にかな?)
でも、ある時ふと、思ったのです。
自分に負けない→自分に勝つ?→じゃあ自分を負かす?→自分が負ける?
うーん。
《自分》という言葉のややこしさのせいで、結局自分に勝とうが負けようが、自分は負けているんですよね笑
ちゃんと補足を付けると、
《頑張りたい自分》が《サボろうとする自分》に負けちゃいけない!
ってことなんでしょうが、《頑張りたい自分》も《サボろうとする自分》も、どっちも自分なんですよね。
きっと読んでいて、ややこしいですよね〜。d( ̄  ̄)
ダイエットをしてても、
《今日くらいはちょっと食べすぎてもいいんじゃない?との自分》と
《いやいや、ちょっとの気の緩みが大きな過ちになるんだ!との自分》
で、揺れ動いたりしますよね。
《食べたい自分》も《我慢したい自分》も
どっちも自分なんだから、戦う必要はないんですよね。
えー、話がややこしくて、何が言いたいの?と思っているかもしれません。
僕は、大きな仕事やプロジェクトの時に『自分に負けちゃいけない』っていつも自分自身を鼓舞していたんですよね。
気持ちが折れそうになったり、疲れが溜まってきたり、『ここで、くじけちゃいけないぞ!』って自分を鼓舞していたんです。
それは、ストイックに頑張る姿勢のように見えながらも、どこかストイックに自分イジメをしているような気もしていたんです。
そんな時に、ふと、
『俺が自分と戦う必要ないな〜、
俺は俺と仲良くなれたらいいや、、!』
そう思ったら心をスッ〜と軽くなったんですよね。
頑張りたい自分も、
今すぐ休みたい自分も、
疲れている自分も、
まだまだやれると思う自分も、
どれも、本当の俺の声なんですよね。
だから、どれが正しいとか、それは間違いとかではく、全部その声を聞いてみたら楽になれたんですよね。
エゴの声や、悪魔のささやきのように、
自分を甘やかす声には耳栓して無視をする必要はなかったんです。
よく、「自分の中に悩みや葛藤があって、
どれが本当の声か分かりません」って話を聞きます。
きっと、どれも本当の声なんですよ。
どれかの声だけ聞こうとするから分からなくなるんです。
不安の声も、優しい声も、頑張る声も、
どれも全てがあなたの心の声ですから、聞いてあげてください。
そうすると、
自然と迷いは晴れていくものですよ。