カウンセリングを受けるとき 〜初めてのカウンセリングを楽に受けられるように〜
カウンセリングを受けるのって緊張しますよね!?
それが初めてだと尚更です。
何から話をしていいのか分からないし、うまく話せるのかなって不安になりますよね。
「そもそも自分の悩みはただ甘えているだけなのかな?」
「話すことでより傷つかないかな?」
「相手をいきなり信用して話すことなんてできないよ。」
「お金もかかるし、変わらなかったらどうしよう!」
「こうやって悩んでいる現状にもう耐えられない!
でも、私の気持ちを簡単に分かってもらってたまるかー!!!」
そんな様々な感情が心の中に沸き上がってきます!
ぐるぐるとうずまいてきます。
僕が初めてカウンセリングを受けたのは、19歳の時でした。
学校に行かなくなって、家に帰って来なくなった自分を心配して泣いている母を見て、
「あーこれはヤバいな、なんとかせねば!」って
その時に抱えていたモヤモヤを解消するためにもカウンセリング受けることを決断しました!
(今思うと小学生の時から、カウンセラーになりたいって思っていたので、カウンセリングって言葉が昔から僕の周りには身近にあったみたいです。)
いろんな所に行きました!
カウンセラーはもちろん、精神科医とか、仙人?的な人から、スピリチュアルな人まで。思い出してみると、なかなか面白い経験です。
そしてその時の僕の態度はというと、
だんまり決め込む、ドタキャンする、まったく相手を信用しない、
『むしろお前がカウンセリング行けよっ!』キレたりしてました。
心の傷を受けるってのは、人とのコミュニケーション、対人関係の中で生まれるもので、人を信用出来なくなるってのは当たり前だと思います。
(本当はその奥には自分自身さえも信用できない恐れと不安があったりするのですが。)
当時の僕は、人を、自分さえも信用してなかった。
でも、それならなぜカウンセリングを受けていったのか?
それは心の奥底に
「また誰かを信用したい!」
「自分を信用したい!」
安心して信じられるコミュミケーションがしたいって想いがあったからです。
人を孤独から救うのは、やはり人との信頼関係なんですね。
今あなたがもがいている分、そこには誰かとつながりたいって篤く強い想いがあるのではないでしょうか!?
逆に言えばその想いが強い分、変わりたいって思う分、葛藤が生まれるわけです。
「傷付けられたらどうしよう」
「なぜ、こんな目にあってまであの人を許さなきゃいけないの!?」
人に傷つけられた気持ちとまた人を信じたい気持ちの葛藤。
そんなに苦しい程、あなたはもう一度人を信じたいのです。
初めてカウンセリングを受けるとき、
まずはその葛藤を相談してみるのがいいと思います。
いきなり会って、本題を話すのって怖いですよね。
だから
「うまく話せるのか」
「カウンセラーに会ってすぐには信用できないとか」
「話して余計傷つくのが怖いとか」
それ自体をカウンセラーに相談してみる。
カウンセラーの前でもおりこうさんになる必要はありませんよ。
それに対応してくれるカウンセラーの反応を見てみることであなたが安心出来たり、その人を信用できるかの判断も出来ると思います。
信用出来そうなら、自分のタイミングとスピードで少しずつ話して行きましょう。いきなり全部は話そうとしなくてもいいんですよ。
もし合わなかった場合は、次のカウンセラーに行く前に自分の好きなことをしてみてくださいね。
好きな音楽を聞いたり、映画みたり、
あせらずにゆっくり自分の心を休ませてあげる。
自分の心の奥を話すって相当勇気もいるし、エネルギーも使います。
だから合わなかったら次って感じですぐに切り替えれない時もあると思います!
だから、まずは向かい合おうとした自分をまず褒めましょう!
変われなかった、話せなかったって自分を責めるのではなく、
ずっと向き合うことが怖かったことに、向き合おうと思ったその勇気、
そして「向き合ったこと」それだけで、もう今までの自分とは変われていることを
褒めましょう!認めてあげましょう!
それが何よりも大切なことだと思います。
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