笑っている人は戦わない!
僕にはずっと追い求めたきた理想のカウンセラー像がありました。
それは例えるのなら、『近所の兄ちゃんのような存在』
くだらない話をしてくれて、いつもみんなとバカ騒ぎしていて、そして何よりも困った時はビシっと頼れる身近な存在。
まじめで、誠実で、、、って要素も必要と思うのですが、それだけの人は僕が好きになれないし、僕もそんな人にはなれないって思ってました。
クライアントにとってカウンセラーとして大切なのは、悩みを解決してくれるのはもちろんですが、
その人と一緒にいて楽しいか?
話しているだけで安心できるか?
何よりもその人が自分の人生を楽しんでいるか?
それが大切な気がします。
「引き寄せの法則」の本や、自己啓発本で有名な方が楽しくない暗〜い人だと嫌ですよね。
僕の師匠はもちろんまじめで誠実さもあります。
でも僕が一番尊敬しているところは、どの場所でも、誰よりも笑っていることです。
そう誰よりも笑っているのです。
カウンセリングや癒しの現場にくる人って、身の回りの人には打ち明けられないような悩みを抱えていることもあります。
それでも師匠は誰よりも笑っているのです。
不謹慎に笑っているのではありません。その人と真剣に向き合いながらも笑っているのです。僕も最初は不思議に師匠の姿を見ていたのですが、少しずつ気付きました。
笑っていられるってのは、誰とも、何とも戦ってないことだと。
自分の悩みの中にいる時は、自分を責めてます。自分と戦ってます。
誰かを責めている時もそうですね。
誰かを責めてその人と戦ってます。
「あいつさえいなければ」「どうしてあの人はあんなことができるんだろう」って責めています。
人は誰かを、または自分を責めている時は笑ってられません。
笑ってられるってことは、自分も相手も許してそのすべてを受け入れているってことです。相手の弱さも受け入れられるから、笑っていられるのです。
師匠は何よりも人が好きなんですよね。
例え自分を攻撃してくるような人、理解できないことをする人、そのすべてをどう愛そうかと常に考えてます。
人は人を愛する時は笑っています。
だから師匠はいつも笑ってます。
好きな人のことを、大切な子供のことを、芸能人、好きな音楽、美味しい食べ物を考えるとき人は笑ってます。
もし、好きな人のこと考えても笑えない。
そんな時は
どこかであなたは戦おうとしているのかもしれません。
それは相手を
「あなたのせいで私は不幸だ!」と責めることによって、または
「自分はなんて出来の悪い人間だ!」と自分を責めることによって。
自分の理想通りに満たされようと望むことによって
それが満たされてない!
って戦おうとしているのかもしれません。
でも、自分の理想を手に入れたいのなら、笑ってみませんか?
笑っているから、あなたはもっと愛されて、
自分を傷つけるような出来事には遭遇しません。
師匠は人が好きだからこそ、いつも笑っています。
そして、笑っているから人に愛されます。
あなたも今は愛せない!!って人がいると思います。
でも、その人にどう自分の思い通りにしてもらおうか考えるのでもなく、
自分がいかに傷ついたかを責めるのでもなく、
もっと相手を愛してみようと思ってください。
あなたが人をもっと愛せたときに、あなたは笑っています。
そしたら、あなたはもっと愛されるようになります。
笑っている人は戦わない!
人を愛する人も戦わないのです!
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