カウンセリングをうけるとき 〜まずはそのカウンセラーのことをもっと知ろう〜
初めてカウンセリングを受ける時、また受けていく時に不安になることの一つに、
『上から説教みたいに指摘されたらどうしよう』
ってのがあると思います。
今まで身の回りの人に相談をしてきたことがあると思います。
家族、上司、先生、友達。
そんな時に
「そんなのは気合いが足りないんだよ!」とか「もっとつらい人もいるのに頑張れよ!」
って説教されることってありませんでしたか?
「お前はもっとこうしろ!」とか言われて
「うるせー!お前に何が分かるんじゃー!!」ってムカついたり、
「そんなこと言われても、、、、」ってさらにいじけてしまったり。
「せっかく勇気をだして相談するのに、カウンセラーにも同じように言われたらどうしよう?」
そこでも自分を押し殺して、納得できないまま「うん、うん」っと分かったふりをしてしまう。
そんな感じに悩まれる方もいると思います。
カウンセラーになる人は、過去の自分の傷を癒して、過去を乗り越えた経験を持っている方が多いです。(すべての人がそうだ!とは言い切れないのですが。)
しかもその経験を生かして、同じような境遇な人に手を差し伸べたいって人です。
当たり前のことかもしれませんが、カウンセラーは人が好きなんですよね。
あなたと向き合うカウンセラーも、昔、今のあなたのように相談者として、クライアントとして、カウンセラーと向き合った経験がお持ちの方が多いです。
だから、あなたの気持ちも理解してもらいやすいと思います。
こないだの記事で「自分の中のカウンセリングを受ける葛藤を話すといい」と言いましたが、
counselingtimes.hatenablog.com
もうひとつアドバイスを!
それはカウンセラーに
『どうしてカウンセラーになろうと思ったのですか!?』
って聞くことです。
その人がどんな過去を乗り越えて、
どんな思いでカウンセラーを目指して、
今あなたと向き合ってくれるのかを話してくれると思います。
そして重要なのは、
例えあなたがその時何も自分のことを話せなくても、
カウンセラーの話を聞くことで、成功談、体験談を生の声で聞けるということです。
その人の経験を知ることで、自分の今の問題がクリアになった時のヴィジョンが見えてくると思います。
「この人はこんな問題をり越えてきたんだ〜、私もそうなりたい」って感じで。
また同じような経験をしていたことを知ることで親密感が湧いてくるかもしれません。
それだけでもカウンセリングに来た収穫はあると思います。
そこで、「その人を信頼できる〜!!」
ってなったら自分のことを少しずつ話したらいいし、
「ちょっと合わないな〜!」って思ったら、その体験談を聞いて私も変われるって自信をもらうだけでもいいと思います!
自分の少しずつの勇気を褒めてくださいね!
今日はカウンセリングについてネットで調べるだけはした。
電話して予約しようと思ったけど、できなかった。
そんな時も、自分を褒めてくださいね。
変わろうと思って、迷いながら、葛藤しながらも
今自分に出来ることを少しずつしているのですから。
今すぐに変わりたいって焦る気持ちもすごくあると思います。
でも、その焦る気持ちで自分を責めないようにしてください。
焦ると自分の少しずつの変化を見逃してしまいます。
今日出来なかったことよりも、今日出来たことを大切にしてくださいね!
counselingtimes.hatenablog.com