counseling times

カウンセリングタイムズ

心理学をずっと学んできて一番効果のある方法

 
「怒りを手放しましょう!」
「相手を許しましょう!」
 
 
カウンセリングの現場、心理学、癒しの本で
このような言葉をたくさん聞いてきたことがあると思います。
 
 
確かに大切なことです。
でも難しい!
 
 
 
「癒されるためには、前に進むためには、相手を許しましょう!」
と言われても
「うーん、出来なぁーい!私ばっかりが、バカを見て損するじゃない!」
と思ってしまいます。
 
 
 
それか、無理に許そう!としてしまって、心に負荷をかけてパンクさせてしまいます。
 
また、
 
なんで私が変わらなきゃいけないの?相手が変わればいいじゃない!」
ってブチギレたくなる時もあります。
 
でもね。
相手を必死に変えようとしたら、それが伝わらなくて、イライラが溜まります。
 
 
「もう、どうしたらいいのか分からない。」
 
 
そんな時に、僕が思う一番効果のある方法は、「投げ出す」です。
 心理学的に言えば「コントロールを手放す」です。
 
 
もうこの問題は良くなっても、悪くなってもいいや!
自分が何とかして解決しようとしなくてもいいや!
相手も変わらなくていいし、私も変わらなくていいや!
 
そう思うことです。
 
 
「えっ!それじゃ問題解決しなくて苦しいままじゃ?」
そう思いますよね。
 
ココが最大のポイントで、
すべての問題は「自分自身へのダメ出し」によって引き起こされます。
 
 
誰かに傷付けられて、
「私には価値がない」というダメ出し!
 
相手を許すことが出来ないなんて、
「なんて私は悪い人」というダメ出し!
 
 
そうすべては「ダメ出し」が問題を作り出しているのです。
 
 
その「ダメ出し」をなくすことが、
もういいや!って投げ出すことなんですよね。
 心理学風に言えば、「罪悪感」や「無価値観」を手放すってことですかね。
 
 
 
その「罪悪感」や「無価値観」を使いダメ出しをするために、人は問題を作り出すと言っても過言ではありません。
 ならその「罪悪感」や「無価値観」をもういいや!って投げ出してみて下さい。
 
 
それは今のありのまま自分を認めることでもあるのです!
 
 
今の自分にダメ出す必要がなくなれば、問題は勝手に解決されますよ。
 
 
最初はイメージだけでもいいです。
 心の中で「もういいや!」と両手を投げ出すのをイメージしてみて下さい!
 それだけでも、少しずつ楽になりますから。