それでも愛しい日々。
『明日描く絵が一番素晴らしい』 byパブロ•ピカソ
総理大臣の名前は言えなくても、ピカソの名前は誰でも知っている。
そんな絵描きの天才、パブロ•ピカソ。
ピカソと言えば「ゲルニカ」や「泣く女」のような顔や体をぶっとんだ表現をしている絵を思い出しますが、
昔はとても繊細で写真と間違えるようなデッサンを描いてました。
ピカソ八歳の時に画家である父親は彼にリンゴの絵を描かせて、その絵でピカソの才能を目の当たりにした父親は二度と筆を握ることがなかったという逸話を持つ天才。
そんな彼の言葉です。
この言葉の解釈やピカソ自身がどんな意図で言ったか?は分かりません。
それでもこの言葉を読んだとき、胸の中が暖かくなるような明日の活力が湧いてくるような、そんな気持ちになりました。
苦しいとき、前が見えなくなっているとき、自分はひとりぼっちと感じているとき、
今日と同じ毎日が繰り返されるようで、今日と変わらない明日が繰り返されるようで、
寝れない日々が続いたことがありました。
明日に希望を持てなかったんですね。
明日に希望をもてないってことは、
今日までの過去を苦しんで、後悔して、光を見いだすことができなかった。
そんな日々が続いてました。
そんな時代を経験したから、だからこそ、
ピカソの明日の自分に光を見いだすこの言葉がグッと胸にこみ上げてきました。
明日の自分に期待を膨らませることが、明日を楽しみに生きることが、
とてつもなく、素晴らしくて喜びに感じられるんですよね。
もし今あなたが苦しくて、つらくて、明日に希望をもてないかもしれません。
「でも、大丈夫だからね。
いつかはきっと素晴らしい毎日がやってくるよ。」
と言われても、受け止められないかもしれません。
でも、それでも今日より素晴らしい明日はやってきます。
今は横を向いてても、勇気がでなくても、誰も信じられなくても。
僕にもそんな時代がありました。
それでも、今はもがき苦しんだ日々を愛おしく思います。
もっとキラキラした、テレビや映画にあるような日々も過ごせたかもしれません。
そうでもなくても、多くの人が経験する当たり前の日常を過ごせたかもしれません。
そして、そう出来なかったことも悔しく思っていました。
でも、
それでも今の僕があるのは、悔しくても、悩んでても、つらくても、
決して自分の人生を投げ出さなかった、
そんな日々があったからです。
最後にそんな自分の気持ちに気づかせてくれた漫画「とめはね」からそのままの言葉を紹介します。
「とめはね」高校三年間の書道部の青春を描いた作品です。
自分のすべてを文字と筆で表現することを選んだ高校生の苦悩と葛藤そして喜びを描いてます。
『迷いながら
ぶつかりながら
揺れながら
過ごした日々を
いとしく思う』
今は誰かを恨んで、許せなくて、そんな自分を責めてしまっても、
いつかは、
これまでの日々を愛しく想い、
明日に光輝く希望を持てる、
そんな日々が来ることを祈り信じてます!
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