昨日あなたが抱えていた傷が、今日は誰かを暖める優しさになる。
昨日のブログで、「いつか輝く明日がきっとやってくる」という想いをのせました。
そこでずーっと紹介したかった大好きな映画を紹介します。
映画館で僕は涙が止まらずに、全く知らない横で号泣していたおばちゃんと上映後、意気投合するという不思議な経験もしました。
この映画は見る人によっては、自分の気持ちとリンクしすぎる人もいるかもしれません。
だから、紹介するのを躊躇していたのもあります。
でも、僕はこの映画を観ながら、痛くても、涙が出ても、最後には優しさと勇気をもらいました。
あなたにも勇気と優しさが湧いてくる映画であることを祈ってます!
これは「過去を乗り越えて前を向いた人々を描いた映画」ではなく。
「それでも、前を向こうと生きていく人々の映画」だと思います。
昨日うまくやれたことが、今日は出来なかったり。
昨日変わろうと思った自分に、今日もなれなかったり。
人はぶつかりながら、迷いながら、前を向こうと生きていくのかもしれません。
映画『ショート •ターム』です。
僕たちは、「助けて欲しい」という声がうまく言えないということを、いつも忘れてしまいそうになります。
自分の気持ちを分かってほしい想いを臆病さから、諦めてしまいます。
誰かに受け入れて欲しいのに、つらくてもひとりぼっちの世界を選んでしまいます。
この映画はそんな過去の想いが、過去の傷が、
誰かの気持ちに寄り添ってあげられることが出来ることを教えてくれる映画です。
「誰かの気持ちなんか分からなくていい、誰の悲しみも分からなくていい
そのためにこんなにきつい毎日はいらない
そんなの要らないから、あたりまえの毎日をくれよ」
って神様に嘆いた時もありました。
でもね、誰かの気持ちに寄り添うことで、自分の気持ちにも寄り添ってもらっていたんだなって最近気付けるようになりました。
自分の過去をさらけ出すなんて、自分の想いをすべてさらけ出すなんて、
すっごく怖いことかもしれません。
でもいつの日か、その怖さを乗り越えた勇気の一歩が、あなたを、そして大切な誰かを優しく救ってあげることが出来ると思います。
”明けない夜はない
闇が深ければ深いほど、
やがて訪れる夜明けが美しいことを、本作は教えてくれる。
どんな子供にも未来がある。いかなる人にも夜明けを訪れる。
そう、あなたにも、わたしにも”
<原田マハ>
うまく出来なくてもいいから、頑張らなくてもいいから、
たまにこの言葉を思い出してください。
いつかそんな夜明けが来ることを祈ってます。
これは自分の過去を乗り越えて、パートナーを、仲間を信じる勇気をくれる映画です。
そして、あなたが生きてきた人生が誰かの勇気になることを教えてくれる映画です。
ぜひ、良かったら観てください。
最後にこの映画のイメージソングの歌詞をのせておきます。
とても優しい素敵な歌詞です。
リンク先でこの歌も聴けます。