優しいあったかい場所をつくること
19才の時に出会ったカウンセラーに
「待ってあげるのは1番の愛かもしれないね」
という言葉を教えてもらいました。
「君のお家にはそれがなかったのかもしれないね」
そう聞かされて、
「あぁ、、、確かに、、、」
となんとも言えない気持ちになったのを覚えてます。
例えば子供が外に遊びに行くときに、
ケガしないように、危なくないように、いろいろ教えてあげるのは大切です。
でも、傷付けたくないからって外に遊びに行くのを禁止したり、過干渉に一緒について行くのは違うんじゃないですかね。
「もし傷付いても、ケガしても、
何があっても守ってあげるから大丈夫!」
そう信頼して遊びに行かせてあげるのも大切なことです。。
「今の彼氏とうまく行くかな?」
そんな相談の時に、
つい過干渉にいろいろ心配して、
その人が傷付かないようにアドバイスしてしまいます。
「その彼氏だと苦労するかもね」
「手放した方が楽になるよ」
確かにそれが正しいのかもしれません。
でも、それが本人の気持ちとずれてしまっていたら、余計なお世話です。
もしかしたら、傷付くかもしれない、
思った通りに進まないかもしれない。
それでも本人の進みたい道を応援してあげる。
それは傷付いても、
いつでもここに帰っておいで、大丈夫だからね!
と安心できる優しい居場所を作って待っててあげることじゃないかなと思います。
傷付かないように守ってあげることも、
そして安心して帰ってこれる場所を作ることも、その両方大切なことだと思います。
安心できる場所があるからチャレンジできるし、
戻ってこれる居場所があるから前に進める。
もしあなたに
自分の帰ってこれる、
安心できる居場所がないと
思っているかもしれません。
誰にも分かってもらえなかった。
どこにも居場所がなかった。
そう思うことがあるかもしれません。
そんな時は
優しい暖かい気持ちになれる場所を、
優しく暖かい気持ちになれた瞬間を、
思い出してみて下さいね。
そして、
誰かの安心して頼れる居場所を作ってあげることは、
あなたの居場所を作ることでもありますよ。