同じ幸せの方向を見て歩んでいく 〜パートナーシップの話〜
恋人、夫婦、パートナーシップについて相談されるのを聞いててよく感じるのが、
「この二人は同じ幸せの方向を見ていないな〜」
ということです。
二人の関係がうまくいかないときに、
「彼がこうしてくれたら、私はもっと幸せになれるのに」
と今の状態がうまくいかないことを、彼が変わることで幸せになれると思うことはありませんか?
それって「自分の幸せ」のために、「彼の幸せ」が見えていないんですよね。
逆に、もっと彼に愛されるように、彼に振り向いてもらえるように
「私がもっと優しかったら、彼のことを幸せにできるのに」
って頑張って尽くして疲れてしまうことはありませんか?
これは「相手の幸せ」のために「自分の幸せ」が見えてないんですよね。
幸せになるために、自分の気持ちを伝えることも大切かもしれません。
また、自分が努力することも大切かもしれません。
でも、
あなたが見ている「幸せ」が、誰にとっての「幸せ」かということを考えてみるのも大切だと思います。
あなただけの「幸せ」のためには彼は変わってくれないのかもしれません。
また、彼だけの「幸せ」のためにあなたは自分を押し殺して疲れ果ててしまうかもしれません。
ここで大切なのは、
二人で、「二人の幸せ」に 向かっていくことではないでしょうか?
イメージ的には、
二人で手をつないで暖かい日差しのなか、幸せに向かって歩いていく感じです。
相手ばかりを見るのではなく、自分だけを見るのではない。
それよりも大切なのは、
二人で歩いていく方向(幸せ)を見ることではないでしょうか?
歩いていく方向が同じなら、
つないでいる手を離すことも出来るかもしれません。
今はうまくいってないけど、
おなじ方向の幸せに向かって歩いているのなら、信頼して手を離すことも出来るかもしれません。
彼への執着は手放すということ
二人の幸せの方向へ歩いているのなら、信頼して手を離すことなのかもしれません。
もしかしたら、「二人の幸せ」が二人一緒にいることではないのかもしれません。
でも、二人で歩いてきたのなら、彼にたくさんの感謝が出来きると思います。
そして、あなたも新しい一歩を踏み出す事が出来ると思います。
私たちはどんな幸せの方向へと歩いていきたいのかな、
そう考えてみてくださいね。