counseling times

カウンセリングタイムズ

今日あなたのために祈り願うこと

 

もし

あなたを傷つけた出来事があったとして、傷つけた相手がいるとして、

 

どうしてあの人はあんな事が出来たのだろう?

どうして私のことをあんな風に扱うことができたのだろう?

平気な顔で嘘をついたり、適当な態度をしてどうゆうつもりなんだろう?

 

私はそんな風に扱われる人間として生まれてきたのかな?

 

そう悩んで苦しんでいるかもしれません。

 

まず言っておきたいことは、

あなたはそんな風に扱われる人間としてこの世に生まれてきたわけでは決してないこと

 

そしてもうひとつは、

そんな風に悩んでいる時に、

相手に対して怒っていたり、その出来事を悲しんでいるようにみえて、

実は、その相手や出来事を許せない自分を責めてしまっていること。

 

私はまだあの出来事にとらわれて前に進めない!

まだあの人の事を考えて責めたり、悲しみに飲み込まれてしまう!

 

そんな風に

相手や出来事を『もう許したくても許せないこと』に葛藤しているようです。

 

本当はあの出来事も、あの人も許して手放したい。

そして許そうと何度もチャレンジしてまだ許せないあなたは苦しんでしまう。

 許せない自分をまた責めてしまう。

 

 

 

心理学やカウンセリングでは、

「あの人は傷つけるつもりではなく、実は違う想いを持っていたんだな」理解すること、

「あの出来事は実は、こんな風に見ることによって自分の成長の為につながる出来事だったんだ」と再認識すること。

 

その時の相手の気持ちを理解したり、その出来事をあなたが当時見た見方と違う角度から見る事によって

「許す」ことが出来るように、その時の感情が癒されるようにしていきます。

 

 感情を解放すること、相手の気持ちを理解すること。

それでもなかなか前に進めないって時もあるかもしれません。

相手を、自分をまだ許せないって時もあるかもしれません。

 

そんな時

僕は「祈る」ことをします。

自分でどうにかしようと思わないで、もうどうにも出来ないから、祈ります。

 

理解すること、感情を解放すること、祈ること。

 

あなたも今まで、「幸せになるように」願ったり祈ったりしたことがあるかもしれません。

そんな風に祈ってみてください。

 

まだ自分が許せない相手。

まだ受け入れられない、許せない出来事。

そして、許せない自分。

 

もう自分で何とかしようとしないで、

たまには祈ってみてください!

 

もともと、あなたは許しを祈るような罪など持ってないし、自分を責める必要もありません。


でも、そう思い込んでしまっているのなら。


思いとは違い傷付けてしまったこと、

素直になれずに、怖くて自分を騙してしまったこと、相手を騙してしまったこと、

そんな相手が、そんな自分が、

もう許されますように。


そして、

いつの日か自分をもう責める必要がないと、

気付き、微笑み

穏やかな日が迎えられるといいですね。