痛みを理解し、光を信じること
傷に向き合わせることではなく、
まずは『今は向き合えない程の傷を抱えているんだね』と理解してあげること。
その理解の大切さを忘れないようにしなければなりません。
傷と向き合うことで人生のパターンを変えられるし、癒しは進みます。
でもね、
それを強要することはその人を「誰にも理解されない」という世界に閉じ込めてしまうことでもあるのです。
目の前のその人自身が、
「傷と向き合い、過去と決着をつけたい!新しい人生を歩みたい」
と心に決めて、迷ったり、不安になったときに背中を押してあげるのは大切なことです。
でも、
「過去を封印して無理に笑っている」
「傷から避けて楽な方に逃げてる」
って理由から無理に傷と向かい合わせようとはしなくていいんです。
まずは、それだけの傷を抱えて今まで頑張ってきたことを理解してあげること。
それでも今笑っていること、今同じ場所で同じ時間をすごせることを
喜びと共に理解してあげることが一番大切なことです。
それを理解されないままでは、
「助けて」の声も上げられなし、
過去と向き合う勇気も湧いてこない。
新しい自分への一歩を踏み出せない。
素直になれないこと、
頼れないこと、甘えられないこと、
過去に向き合えないこと、
何よりも、その人の痛みを理解してあげて、
いつの日かくる前に進む勇気を、強さを
その人の痛みの中から光として見て、信じることではないでしょうか?
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