コミュニケーションは自分も相手もきちんと見つめること
「コミュニケーションは相手の受け取り方次第である」という言葉があります。
少し耳の痛くなるような、
「じゃ、どうすればいいの?」と途方にくれてしまう言葉ですが。
コミュニケーションにおけるひとつ真実でもあると思います。
相手に自分の気持ちを伝えようとしても、相手が受け取る気がなければ、相手の受け取り方が違えば、頑張れば頑張る程うまく伝わらないこともあります。
大切なのは、「自分の気持ちをきちんと伝えること」
それと同じように、「相手が受け取ってくれる状態であるかきちんと見ること」ではないでしょうか?
それには偽物の感情を使わないことです。
この記事でも
今その瞬間にあなたが感じている感情を表現すること - counseling times
書きましたが
相手を操作しようと、自分の思い通りに動いてもらおうと、無意識に今感じている感情と違う感情を使ってしまうようです。
彼氏や旦那さんに、会いたくて、寂しくて、はやく帰ってきて欲しいのに、
「なんで、はやく帰って来ないのよ!」って怒りで表現してしまように。
それでは本当のあなたの気持ちは伝わりません。
『一緒に過ごしたかった』という想いを伝える方がいいのではないでしょうか?
そして相手をきちんと見ることです。
自分の気持ちを伝えることに精一杯になってしまうと相手の気持ちを見ることを、疎かにしてしまいます。
今は受け取ってもらえる状況か?相手は何を本当は欲しているのだろうか?
少しそれを冷静に考えてみることも必要です。
複雑に考えてしまうかもしれませんが、
相手に気持ちを伝えようと頑張りすぎないように、
気持ちや想いは強くなりすぎないように、
「コミュニケーションは相手の受け取り方次第」って言葉を覚えておくのもいいかもしれません。
想いを伝えることに執着してしまうと、
自分のことしか見えなくなって、
本当に気持ちが伝わりづらくなってしまいます。
今の気持ちをちゃんと伝えようとすること、
相手をきちんと見ること、
執着しないこと、
この三つを偏ることなく、バランスよく持っておくといいと思います。
コミュニケーションは、自分も、相手も、きちんと見ることなんですね。