眠れない夜は、
このブログを見てくれている人の時間帯を調べてみると、
夜の一時を過ぎてからも多くの人がこのブログを読んでくれていることが分かります。
眠れない夜に、そっとブログを開いてくれていると思うと、
とても嬉しいです。
どこかで、あなたの安らぎになれているといいです。
「明日が不安で眠れません」
と言われることがあります。
明日に、試験や、初めてのデート、大事なプレゼンなど、控えていて興奮して眠れないって日もあるかもしれません。
しかし、
今日と同じ明日を迎えるのが怖くて眠れない。
このまま同じ気持ちを抱えて、同じような変わらない毎日を過ごすのが不安で眠れないこともあるかもしれません。
今ある問題を抱えたまま、
今ある日常の変化が見つからないまま、
明日を迎えるのが怖くなってしまう。
孤独や不安に押しつぶされそうな夜を過ごしているかもしれません。
そんな時は少しでも自分が楽になれることをしてくださいね。
周りの目や、世間なんか気にぜず、
それでも気になってしまうかもしれませんが、
自分にありたっけの優しさを配ってあげてくださいね。
私たちは「不安やストレスを完全に無くさなければならないもの」と思ってしまいがちです。
しかし、不安があるから、ストレスがあるから前に進めるのです。
「寒さ」というストレスがあるから、暖房器具を発明したり、
「外敵」という不安があるから、家を建てたり、
私たちはストレスや不安から身を守るために進歩してきました。
不安や寂しさ、ストレスに耐えられない時に、
「我慢が足りない!もっと辛抱しろ!」と言われたことはありませんか?
確かに試練があるから人は成長できるのかもしれません。
しかし、
寒さに負けないように我慢しようと、真冬に裸でいることは正しい選択と思えません。
その寒さを克服しようと、火を起こしたり、寒さを凌ぐ方法をあれこれ考えて実行することが、「寒さを乗り越える」という意味ではないでしょうか?
これをストレスや不安に当てはめて考えてみてください。
ただ黙ってそのストレスや不安に我慢することが、正しい選択でしょうか?
それともそのストレスや不安を乗り越えようと、いろんな方法を試すことが、あなたの成長につながるのではないでしょうか?
職場が、学校がつらいかもしれません。
家族の関係が、恋人との関係、友達との関係がきついかもしれません。
それで眠れない夜を過ごしているかもしれません。
乗り越えるということは、
休むこと、そこから離れること、それもあります。
「逃げ出した」「甘えてる」と思ってしまうかもしれませんが、その一歩があなたの次のステップに踏み出す一歩だということもあるのです。
あなたの心が思うままに、
あなたの心を優しく抱きしめてあげてください。
それだけでも、少しほっとできます。
眠れない夜は、
自分を責めるのはやめて、
明日を不安に思うのもやめて、
ただ優しく
頑張ったねと
抱きしめてあげてください
今日、今まで生きてきて
それだけでも、
あなたは頑張ってきました。
立ち向かってきて、乗り越えてきました。
一人では抱えきれない想いを生きてきました。
だから、
自分を優しく抱きしめてあげてください。
ゆっくりと暖かく、
眠れぬ夜は、自分を優しく抱きしめてくださいね。