言葉のタイミング
同じ言葉を相手にかけても、
そのタイミングによって受け取ってもらえる時と、そうでない時があります。
「たまには、頑張らなくてもいいんだよ」
その言葉で救われる時もあれば、
自分の気持ちを分かってもらえないと反発されてしまう時もあります。
「もうちょっと頑張ってみたら」
その言葉で背中を押される時も、
もうこれ以上どうしたらいいか、追い込まれてしまう時もあります。
「話を聞いてあげるよ」
その言葉で心が暖まる時も、
素直になれずに受け取れない時もあります。
本当に相手のことを想うのなら、
どんな言葉をかけてあげるか?
そして、どのタイミングなら相手は受け取ってくれるか?
自分を見るのではなく、相手をちゃんと見ることが大切です。
自分が受け取って欲しいタイミングと
相手が受け取りたいタイミング、
そして、相手の心まで届くタイミングは、
それぞれ違うということを、知っておく必要があります。
時には、まるでお腹いっぱいの子供に良かれと思ってさらにご飯を食べさせてしまうようなこともあります。
時には、昔言われた言葉が今になってやっと受け取ることが出来る時もあります。
恋愛でも、家族のコミュニケーションでも、
まずはそのことを知ることがうまくいくきっかけになるかもしれません。
自分のタイミングだけで、相手に受け取ってもらおうとすることは、
相手のことを想っているようで、自分のことしか見えてない時かもしれません。
相手のことを想い、相手のタイミングを大切にすると、
あなたの気持ちをちゃんと受け取ってもらえる時がきますよ。
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