弱さを見つめることのできる光であること
暗闇の中でライトの明かりを付けると
その光が強調されるのでしょうか?
それとも、暗闇が強調されるのでしょうか?
もし、あなたが女性ならば一番自分を女性と意識するときは男性を見ている時です。
もし、あなたが日本人であるなら、それを一番意識する時は海外にいったり、外国人と出会った時です。
私たちの心は、自分の性別や人種、性格を強く意識する瞬間は、
実はまったく反対の性質や異なる相手を見ているときです。
もしかしたら、
あなたは自分のことをネガティヴだと思っているかもしれません。
しかし、自分の悩みや弱さを見ている時は、実は自分の中にある強さや優しさを意識している時でもあるのです。
「自分の中の弱さを認めることが出来るのは、実はそれはあなたの強さでもある」
こんな風に言われることがあるのは、そのためです。
人生の中であなたは悩みの中にいたかもしれません。
しかし、その悩みを抱えてながら歩んで来た日々は、あなたの強さの証明でもあるのです。
そう言われてもあなたは、つらくきつい日々だったと思うかもしれません。
出来ることならその経験をせずにいたかったと。
でも、だからこそ自分自身を褒めてあげてください。
マラソンを走りきった時に、
途中の道のりのつらさを思い出すのか?
それともそれを乗り越えて完走した自分を褒めてあげるのか?
どちらを選ぶかはあなたの意思です。
自分に優しい選択をしてあげていいのではないでしょうか?
冒頭の文章で書きましたが、
あなたが暗闇を見つめている時は、実はあなた自身が光なのです。
でも、自分が暗闇を見つめることが出来る程の光であるという自覚はなかなか持てません。あなた自身が光っていても、自身が光であることを理解できません。
あなたは自分の弱さや悩み、過去、
それと向かい合えるほどの強い光であるのです。
そしてあなたの光は誰かを照らすことも出来る優しい光でもあるのです。
counselingtimes.hatenablog.com