うまくいかない関係を進めるために、
うまくいかない恋愛、
別れたのになかなか忘れられない彼氏、
顔を見たら言い合いになってしまう夫婦関係、
会えばいつもうまくいかない母親との関係、
どうにかしてあげたいのだけど、伝わらない子供への気持ち
うまくいかない物事を進展させるために、
「手放して」みることを勧められたりします。
「元カレのことを手放して、新しい恋愛に進みましょう」
「家族のことは少し手放して、自分自身がまず幸せになることを目指しましょう」
想いが強すぎたり、
自分の幸せを相手に依存している状態だと、
なかなか「自分の幸せ」を確認しずらいんですよね。
そこで一旦現状での相手との関係を手放して、自分自身を見つめ直すという意味で
「手放すこと」を勧められます。
しかし、この「手放す」ということは、少し苦手とする人がいるようです。
「あんなに好きだった人を忘れなきゃいけないの?」
「子供が困っているのに、その子を置いて私のことを考えろですって?」
そう思われる方も少なくないのかもしれません。
でもね、本当は逆なんですよね。
相手の気持ちを、受け取るからこそ安心して「手放し」が出来るんです。
昔の彼はこんな風に私を愛してくれていたんだ。
子供はこんなにも、私を信頼してくれているんだ。
母親はこんな気持ちで私の成長を見守ってくれていたんだ。
その想いを受け取るから、前に進めるんですよね。
安心して、「手放す」ことが出来るんです。
満たされることで次のステップに進めるんです。
満たされない、足りない、
という気持ちが強いと依存して、過干渉になり、執着を生んでしまいます。
しかし、それではなかなかうまくいかないですよね。
誰かを満たしてあげる前に、自分を満たしてあげること。
あなたが満たされることと、手放すことが出来るのは、同じことかもしれませんね。
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