あなたの好きな色は何色でしょうか?
色鉛筆と言われると、どんなイメージが浮かぶでしょうか?
12色入りの色鉛筆ケースですか?
真っ白な自由帳に好きな絵を描いてる姿でしょうか?
小学生に入る前くらいの年齢の友人の子供が
水色のことを、「空色」と言っているのを聞いて自由で素直な感性だな〜と
思いました。
僕がは今まで色のことを、色鉛筆に書いてあるような呼び方、先生や母親から教わった通りに呼んでました。
(空色って書いてある色鉛筆もあるかもしれませんが)
赤色のことを、「トマト色」
茶色のことを「土色」
もっと自由な発想を使えば、
黄色のことを、「光の色」
緑色のことを「草原の色」
そうやって、自分の好きなように名付けてもいいんですよね。
私たちはいつの間にか、小さい頃から人に教えられたルールを通して世の中を見ています。色の名前のように些細で普段から意識しないことから、会社や学校のルールのように、窮屈だな〜って思っているルールも、それを通して世界を見ています。
でも、そのルールが役に立つ時もあれば、あなたを苦しめる時もあります。
あなたにとって心を窮屈にするルールなら、それを手放して、
新しいルールを作りあげていいんですよ。
そう色鉛筆に自分に好きな色の名前を付けるように。
ルールという言葉ではイメージしにくいかもしれませんが、
「いつも笑っていなくちゃいけない」
「欲しいものは我慢しなければいけない」
「自分の気持ちは遠慮して、人の気持ちを優先させなきゃいけない」
これもいつからか、あなたが自分の中に取り入れたルールだったりします。
親や先生に言われたかもしれませんね。
でも、大人になった今もそれを無意識に信じ込む必要はないのかもしれません。
「たまには自分の気持ちを最大限優先させてもいい!」
「我慢しないで好きなものに囲まれて生きて行く!」
そんな風に今自分が望むルールを作っていっていいんです。
会社や学校のルールを変えるのは難しいかもしれませんが、
あなたの心のルールはあなたの思うように変えていっていいんですよ。
些細なことでもいいんですよね、
「食卓には花を飾るようにしよう!」
「コンビニで買ってきたお弁当でも、お皿に移し替えてから食べよう!」
そんな小さなきっかけから、あなたの心に変化を感じることもあります。
「5回に1回くらいは、人の頼みを断ってもいいかな」
「たまにはドタキャンしてもいいかな」
少し今までのルールを変えて、
新しいルールで自分の心を、世界を見てみて下さい。
そこに心を自由に大切に生きていくヒントがあるかもしれません。