心の休め方
逃げ道を作ってあげること。
これを聞いて頑張り屋さんは
「そんなんじゃいけない!」
「私は逃げてばっかりだよ」
そう思ってしまうかもしれません。
でも、頑張って頑張って、
ある日当然にスイッチが切れたように、
「私何やってんだろう」「何のために頑張ってるんだろう」
そうやって立ち止まってしまう人がいます。
まじめにやり続けること。
一生懸命肩の力を抜かずに全力でやること。
そんな頑張り方しかやってこないと、
突然糸が切れたように、身体や心に力が入らなくなってしまいます。
確かにコツコツと積み重ねていくことも大事ですが、
プロ野球のピッチャーが身体を休めることも仕事の一つのように、
あなたも身体を休めてあげるのも、仕事の一つ(一生懸命頑張ることのひとつ)だったりします。
これは心にも言えることです。
会社や学校を休んでいるようでも、心はずっと何かに急かされているような緊張が続いてしまうことがあります。
お母さんなら、たまには家事を休んでゆっくりしようと思っても、
結局は後で自分がやらなきゃいけないと思っていたら、心は休まりません。
私たちは心の休め方が、得意ではないことが多いようです。
だから、そんな風に心を休ませるくらいなら、仕事をバリバリした方が落ち着くという方もしますよね。
これは恋愛にも言えることで、
私が一生懸命彼に尽くしていたら、きっと報われるはず!
そう思って恋愛を楽しむというよりも、我慢と努力で頑張ってしまう形になってしまうこともあります。
休んでばっかりいたら、ダラダラと怠け続けてしまう。
そう思ってしまう人もいりかもしれません。
しかし、上手に心のスイッチをOFFに出来る人は、上手に心のスイッチをONにも出来るんですよ。
しっかり休める人は、しっかりと頑張れる人でもあります。