『愛し合うことだけは、どうしてもやめられないんだ』
今日のブログのタイトルは、
という漫画に出てくる言葉です。
私たちは嫌いな人を、許せない人を、どうして考え続けてしまうのでしょうか?
ひよこのオス、メスを仕分けるように、
嫌いな人、好きな人にきっぱりと仕分けして好きな人達のことだけを考えて生きていけないのは、なぜでしょうか?
それは人が愛するために生まれてきたからではないでしょうか?
嫌いな人を嫌いなままでほっとけないのは、
その人すらも理解しようと(愛そうと)するからではないでしょうか?
人は誰かを、何かを憎み続けることは出来ないのかもしれません。
それは、誰かを愛することを止められないのと同じように。
この言葉を聞いて、苦しい、しんどいと思う人もいるかもしれません。
でも、
どんなに傷付けられた相手でも、
どんなに忘れられない出来事でも、
人は憎み続けることは出来ないのかもしれません。
愛すること。
それは許すこと、理解すること、もううらまないこと、認めてあげること。
その愛の形は様々ですが、
僕たちは誰かを愛することを止められないようです。
憎むことは、その愛を止めるからつらいのではないでしょうか?
愛することを止められないのなら、
憎み続けることもつらく、
忘れられぬ出来事を一人思い出す夜も耐えられない、
過去に縛られる自分も許すことができない。
そのすべてを優しく包んでくれるのは、
誰かを愛そうとした瞬間からなのかもしれません。