ホンネを言うのは怖いことではない、おもしろい
久々に五行歌の紹介です。
女のホンネは怖いよ〜!
どこかしらでこの言葉を聞きます。
そんなホンネを五行歌の形にして、この本にはたくさんのってます。
でも、僕はコレを読んでこわい!とは思わなかったですね。
何よりもおもしろかったです。
こんな風に想っていたのか?こんな気持ちなんだ!
そんな発見があっておもしろかったです。ホンネは知れば知る程おもしろいのです。
よく本当の気持ちを伝えるのがこわい!とおっしゃる方がいます。
でも、もしかしらた損をしているかもしれませんよ。
ホンネはあなたの魅力を伝える最大のモノなんですから。
『 親より大事なら
出て行きなさいと
通帳を投げて
よこした
母の愛 』
【高知清子】
『 「離婚してもいい?」って訊いたのに
「ほらっ」と
母は
花びらみたいな貝を
ひろって見せただけ 』
【関美佐子】
『 焦げ付いたところが
また
焦げ付く
嫉妬心のような
フライパン 』
【大木あゆみ】
『 また
一枚と
衣をはぐたび
女という
形になってゆく 』
【安川美絵子】
『 聞いてほしいのは
愛の言葉じゃなくて
その一瞬前に
大きく吸った
息 』
【ふらわーあーちすと】
『 ああ
あなたが大好きだ
なにをしてても
まるでずうっと
あめ玉なめているみたいに 』
【中山萌】
『 私だけの
ものにしたいけど
あなただけのもに
なりたくない
我儘 』
【里美華子】
『 金魚に
「おはよう」って言ったら
夫が返事した
あなたじゃないって
言えない 』
【すえつむはなこ】