Q&A 11『人に嫌われるのが怖くて、自分の意見が言えません』
Q 『人に嫌われるのが怖くて、自分の意見が言えません』
A 大切なことですが、自分の意見を我慢しても嫌われることもあるんですよね。だから、見るべきポイントとしては、自分の意見を言うこと=嫌われるという方程式が出来ていることです。
本当は相手に嫌われることが怖いのではないかもしれないんですよ。
ただ単純に嫌われるのが怖かったら、
「自分の意見を言っても嫌われるかもしれない」
「自分の意見を言わなかったら、自分がない奴、おもしろくない奴と思われて嫌われるかもしれない」
ってなって、もうどうしようもなくなるはずなんですね。
だけど、「自分の意見を言うと嫌われること」だけに注目してますよね。
それは自分が傷付つくのが怖いのでなくて、
実は相手を傷付けるのが怖いってこともあるんですよね。
そう相手が怖くて、自分の意見を言えずに遠慮して控え目に生きているように見えて、
実は相手を傷付けないように、遠慮してるんですよね。
小さい子供が親に「だっこして」「あれ買って」と何でも自由に言えるのは、自分がパパやママを苦しめる存在ではないと思っているからなんです。
そこで親が困る表情を見たりすると、だんだん言わなくなっておりこうさんになります。
これは小さい子供の例ですが、
大人になっても、「あの人を傷付けるんじゃないかな」そんな気持ちがあなたを遠慮して生きていくようにしているのかもしれません。
でもね、ここで考えて欲しいのは、相手を傷付けるパワー【影響力】を持っているかもしれないということは、相手を守れるパワー【影響力】も持っているということなんです。そして、それを自覚しているということなんです。
そのパワー【影響力】をあなたはどう使いたいですか?