誰とつながりを感じて生きていくか!?
昨日は、気になってた映画を観てきました。
あの【ローマの休日】を世に送り出した脚本家トランボ、彼は戦後の混乱の時代に飲み込まれていきます。第二次世界大戦集結後、ロシアとアメリカの冷戦に突入して行く中で、共産主義者はアメリカ内での立場が苦しいものとなっていきます。
彼は弾圧され迫害されても、家族への愛を貫き、また映画への情熱を貫いていきます。
たまたまyoutubeで予告編を観たのですが、どうしようもなく気になったので、仕事が終わってバタバタと観に行きました。一人の男の信念をユーモアも交えて打ち出した傑作だと思います。
女性には予告編では、ピンと来ないかもしれませんが、これは家族の愛の話であり、傷付いた男性への愛の話でもあります。ダメな男ばっかりに引っかかってしまう人には、こうやって男を支えればいいんだなと勉強になるかもしれません。
生き方で人を繋げていく
以前書いたこの記事で、僕の今の師匠のことを書きました。
counselingtimes.hatenablog.com
この映画の主人公トランボもまたこのような男です。
天才脚本家の名のとおり彼や仲間を苦しめる相手を、ユーモアやセンスで煙に巻きます。
自分の意見や権利をきちんと主張していましたが、戦うということはしなかった。
映画の最後で彼はこう述べます。
「誰も傷付けたくて傷付けたんじゃない、傷付きたくて傷付いたんじゃない。」
「過去の傷を癒すために私はこの場に立っている」
「攻撃するために話しているのでない、許し合うために話しているのだ」
私たちは許し合うことも出来れば、憎み合うことも出来ます。
大切なのは、あなたがどっちを選ぶかということです。
何を選択して、どう生きていくか!?
人を繋げる言葉もあれば、人を孤独にするのもまた言葉なんですよね。
表現もそう、作品もそう、
繋げるのも、引き離すのも、
つまりは、自分の生き方で人を繋げることも出来れば、人を孤独にする生き方もある。
あなたは誰とつながりを感じて生きて行きたいですか?
あなたどんな自分とつながりを感じて生きていきたいですか?