目の前の相手を理解するために
過去の悲しみや、つらい経験。
それは一人で抱えようとすると人は孤独になっていきますが、
その悲しみや寂しさの体験を使って目の前の人を理解するためのアクセスキーに使えば、人は孤独から抜け出すことができます。
これ簡単に言ってますが実際にやろうとすると、
「なんで私が人を理解してあげなきゃいけないの!私のことなんか誰も理解してくれなかったじゃないの!一人でずっと耐えてきたわよ!」
そんな心の叫びが上がってくるかもしれません。
でもね。そんな心の叫びを上げて悲しみを背負っている人は他にもいます。
「何もあなたが我慢して、誰かを理解してあげろよ」と言いたいのではないです。
あなたが少しの勇気を出して、目の前の人を理解してみて下さい。感じてみて下さい。
《我慢)と《勇気》
言葉が少し違うだけですが、
《我慢》は、誰も理解してくれなかったという場所にしがみついたまま、それを抑圧して誰を理解しようとすることかもしれません。
しかし、
《勇気》は、誰も理解してくれなかったという場所から、一歩踏み出して、
もしかしたら私を理解しようとしてくれた人がいて、その人も同じように自分を理解しようとするのが、うまく出来なかったのかな?伝えられなかったのかな?
そんな風に、過去のあなたの繋がりを感じながら、誰かを理解しようとすることかもしれません。
握手もそうですが、
どちらが先に手を出そうと、お互いの手を握り合い繋がることができます。
それならあなたが先に手を出しても、あなたの手を相手は握り返してくれるのです。
心の法則も同じなんです。
あなたが相手を理解しようとすることで、相手もあなたを理解しようとしてくれます。
そして、繋がれるのです。
疑いや恐れや不安が出てくることがあるかもしれません。
でも、それすら相手と理解し合えるための、ひとつの感情になってくれるかもしれません。
《勇気》を出して目の前の人に手を広げて出してみてください。
そしたら、あなたのハートも握り出してくれるはず。
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