私たちは愛のバトンを止められない
竹原ピストルという歌手の歌の中にこんなフレーズがあります。
松本人志が監督した『さや侍』という映画で作られた曲であり、
この歌は死んだ父親が生前に娘に向けて書いた手紙という設定です。
『もし(父に)会いたくなったら、
愛する人と出会い、愛する人を愛して下さい』
私たちは受け取った愛を思い出すとき、
それは誰かを愛した時なのかもしれません。
親子との愛という話について少し考えてみると、
今の自分の命があるのは、何百年もその愛のつながりが絶える事がなかったということになります。
その愛のつながりを疑ってしまう時もあるかもしれません。
その愛を拒絶してしまう時もあるかもしれません。
しかし、何百年も紡いできた愛のつながりというバトンを、
私たち一人の個人の力で拒絶することなど出来るのでしょうか?
何千年もの何百年もの時を紡いできた愛は、
どれだけ否定しようとも、どれだけ拒絶しようとも、
私たちの心に染み渡り、私たちの心を包んで、私たちの心に溶けていくのではないでしょうか?
愛は拒絶出来ない。
受け取らないことなど出来ないとしたら、
私たちは自分の心の中にある紡がれてきた愛というバトンを思い出すだけなのかもしれません。
そう誰かにバトンを渡そうとした時に、
自分の中にあるバトンを手に取る事が出来るのかもしれません。
誰にも愛されなかったと思うその時に、
誰かを愛してみたいと気持ちを持ってみてください。
それがあなたの中に紡がれてきた愛に気付けるチャンスです。
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