誰かの喜びに夢中になれるように、 まずは自分を夢中にさせてみる。
「自分に優しくしてあげて下さいね。」
「自分の好きなことをして下さいね。」
そうアドバイスすると、
「それってどうやるんですか〜?」
「どうしたらいいんですか〜?」
と返ってくることがあります。
誰かに優しくしたり、誰かの喜びのために
一生懸命になってきた人ほど、《自分に優しくする》という選択を忘れてしまっているようです。
《我慢》や《辛抱》というたくさんの蓋が重なりあって、
長らく自分の気持ちを隠して隠して、後回しに後回しにしてきた人は、ついに自分の番がやってきても、自分のやりたいことが分からない、自分の好きなことが分からないという状態になってしまうことがあります。
まずは、そんなにまでも誰かの為に自分のことを後回しにしてきた自分を褒めてあげましょう。
あなたのその優しさや思いやりで救われてきた人はたくさんいるはずです。
あなたが人の為にやってきたこと、そのすべてはムダではなく、あなたの魅力と才能です。
今日はそれを受け取りましょう。
そしてそれを受け取ることが、
《自分の好きなこと》《自分のやりたいこと》が分かる一番の近道なのです。
誰かのために何も出来ていない自分、誰の役にも立っていない自分は、
好きなことをする資格なんてない。
そんな風に自分に制限を作っていると、ずーっと誰かの為に何かの為に自分を犠牲し続けてしまいます。
好きな音楽を聴いて、
好きな景色を見にいく。
思い出の映画を見かえして、
あの頃思い描いていたなつかしい夢を思い出す。
『いつの日か』と後回しにしてきた夢を、
今日からはじめてみる。
ちょっとしたドキドキを思い出して、
胸の高鳴りに導かれて、
自分の為に夢中になれることに出会っていく。
自分の為に夢中に、
誰かの為に我慢するのではなく、
誰かの喜びに夢中になれるように、
まずは自分を夢中にさせてみる。
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