世界はあなたを傷付ける準備はしてない。
自分でこのようなタイトルを付けて、
文章に書くことで、自分自身もドキっとしますし、胸もチクッとします。
しかし、どうやら
【世界は私達を傷付ける準備はしていない】
らしいのです。
「そんなこと言われても、傷付けられた」
「悲しいこともあったし、今もまだ傷は癒えてない」
「不条理な理由で、攻撃された」
そんな声ももちろんあると思います。
しかし、【傷付いたことがある】と【これから先も同じように傷ついていく】ことには大きな違いがあるのです。
世界はあなたを傷付けたのでしょうか?
世界を理由にあなたが傷付いたのでしょうか?
失恋があなたを傷付けたのでしょうか?
失恋を理由にあなたが傷付ついたのでしょうか?
母親があなたの世界を閉じ込めたのでしょうか?
母親を理由にあなたが世界を閉じたのでしょうか?
少しややこしい書き方かもしれません。
人によっては怒りがこみ上げてくるかもしれません。
しかし、
ふと、
『私は誰にも傷付けられることはない』
そう心で呟くと見えてくるものがあります。
世界はあなたを傷付ける準備はしていません。
だから、あなたも傷付く準備をする必要はありません。
過去の痛みにしがみつくことは、
未来に傷付く準備をしていることでもあります。
「過去の痛みがたいしたことがなかった」
と言いたいワケではありません。
過去の痛みを理由に、
自分の将来を、自分で傷付ける準備をする必要はないのです。
世界があなたを傷付けようとしていないのなら、
あなたにどんな未来が待っているでしょうか?