怒りのレンズを手放すという魅力
私達は、
アルコール中毒者が、辞めたいと思っているのについアルコールに手を出してしまうように、
怒りたくないのに、
つい『怒り』という感情を身体の中に溜め込んでしまいます。
『あの人は好き勝手に怒って』
そんな人は自分勝手に生きているように見えてしまいます。
しかし、視点を自分の方に戻すと、
目の前の相手、それが自分の子供やパートナー、会社の後輩、いざ怒ろうとすると相当なエネルギーを使います。
誰もが怒りたくはないんだけど、
『怒り』という感情につい手を出してしまいます。
『怒り』を手放すとは、
我慢することでもなく、感情を無視することでもなく、物事の視点を変えることです。
『怒り』という感情のフィルターを通さないで、
今の状況を見つめ直すことです。
私達は魅力的になるという言葉を聞いた時に、
容姿の美しさや、お金の豊かさなど外見のことに目を向けてしまいがちです。
しかし、『怒り』を手放してる人も
また魅力的ではないでしょうか?
あなたの周りに怒りの物事ばっかりやってくるのでしょうか?
それとも全てを怒りのレンズを通して覗きこんでるのでしょうか?
怒りのレンズを外した時に、
あなたの周りの世界はすごく魅力的に見えることでしょう。
すると、世界の美しさを見ている貴方は、
周りの人から見てすごく魅力的に見えるのです。
誰もが自分の魅力や才能、本当の価値を見て欲しいからです。
あなたが怒りのレンズを外し、
世界を魅力的に見ようとするほど、
あなたの魅力は周りの人に伝わっていきます。
世界を魅了する人は、
この美しい世界に魅了された人なのです。