伝えることを諦めない!
私達の問題の根底には、
《誰も私のことを分かってくれない》
という想いがあるようです。
小さな頃に、
親に自分の気持ちを必死に伝えようとしたのに、
それが受け入れられなかった時、
(お母さんがいっぱいいっぱいだった、 お父さんは聞く耳を持たなかったetc)
小さな心の中に、
自分の気持ちを溜め込んでしまい、
伝えようとすることを我慢してしまいます。
我慢から失望、そして諦めへと、
大人になっていく階段を上がるの同じように、
私達は《伝えること》
そのこと自体も諦めてしまいます。
しかし、私達が伝えることを諦めてしまったら、
他に誰が自分の気持ちを伝えてくれるのでしょうか?
『諦める』と似たような言葉に、
『手放す』という言葉があります。
『諦める』とは違って、
『手放す』ことの先には信頼があります。
自分の方法ややり方にこだわらずに、
信頼すること。
《子供の初めてのお使い》ように、
私達は信頼して待ってあげることが大切になのです。
子供が道に迷わないか?
危険な目に合わないか?
子供を信じることを諦めてしまって、子供の手を引いてしまうと、 いつまでお使いの出来ない子供になってしまいます。
不安や心配がこみ上げてきますが、
ただ信じて待ってあげること。
信頼するから、
私達は子供の手を離すことが出来ます。
諦めることは、
いつまでも子供の手を握り続けることです。
(例え子供が大きくなって続けてしまうのかもしれません。)
あなたが自分の気持ちを握り締め続ける限りは、
誰にも伝わりません。
あなたの心の中に生まれた気持ち、
それを我が子のように信頼して、
手放してみる。
不安や心配に呑み込まれないように、
信頼して待ち続けること。
少し勇気がいりますが、
あなたの気持ちを信頼してあげてください。
すると、自然とあなたの気持ちは周りに理解されていきます。