『オオカミ少年』と『怒りを手放すその先へ』
たくさんの方が、 自分の怒りの扱い方のヒントを探し求めているようです。
•私すぐに彼に、怒りをぶつけてしまって、、、
•母親と距離がある時はいいのですが、 一緒にいる時間が多くなるとついつい喧嘩してしまう。
•もっと別のやり方をしなければいけないと感じているのですが、 部下につい怒ってしまう。
そんな声をチラホラ聞きます。
『それはずいぶんと我慢されてるんですね〜』
そう答えると、皆さん『えっ?』と反応しますが、 どこか腑に落ちた様子になります。
•いや、私好き勝手にワガママ言ってるだけですけど、、
•仕事の為に仕方なく怒っているだけで、 我慢は部下の方がしてるんじゃ、、、
そう返事をしながらも、本人は「あれ〜、もしかしたら私(俺) は、すごく頑張ってきたんじゃないのか?」と、 そこで初めて気付かれる方もいます。
私たちは、心に余裕があれば怒る必要はありません。
怒りのエネルギーが必要な場合もありますが、 自己表現が上手く出来なくて、 ついつい怒りのエネルギーに頼ってしまうこともあるのです。
誰かの注目を浴びたい為に、 嘘を付いてしまうオオカミ少年のように、
私たちは、誰かにメッセージを送る為に、 誰かを振り向かせる為に、誰かに分かってもらう為に、 怒りというエネルギーを使ってしまうのです。
でも、皆さんなら分かるでしょう。
あのオオカミ少年ももっと別の方法があったんじゃないか?
そうです。
オオカミ少年はもっと上手く自分の気持ちを伝える方法を知らなか ったのです。
あなたはただ知らないだけなのかもしれません。
怒りのエネルギー以外に、
もっと自分を表現するやり方を、
ついつい怒ってしまうほど、
たくさんのことを背負い込んで頑張っていることを。
怒りを手放すことは、
自分を知ることであり、新しい方法を知ることです。
あなたの愛し方を知りましょう。
それが怒りを手放す近道です。