counseling times

カウンセリングタイムズ

親を理解すること。受け入れること。

 

親を受け入れていくこと。

 

これは人類が始まって以来の永遠のテーマのようで、古典文学や何十年前の映画作品、現代のマンガやアニメの主題となっている。

 

表現を変えれば、

 

親を許すこと。

親を乗り越えること。

 

となるかもしれない。

 

理解してもらえなかった。

聞いてもらえなかった。

愛してもらえなかった。

助けてもらえなかった。

 

自分の中に親への想いが駆け巡ってるかもしれない。

そんな気持ちを全て否定する必要はもちろんない。

 

むしろ、そんな綯交ぜになっている複雑な気持ちを抱えながら、親を見てみる。

もしかしたら、目の前に立っている、または遠く離れた場所にいる親、

この一人の人間も、誰かに分かってもらいたくて、助けてほしくて、理解してもらえなかったのかもしれない。

同じ気持ちや想いを抱えながら反発してしまったのかもしれない。

 

お互いが理解して欲しいという想いを抱えながらもやり方が分からなかった。

お互いが理解したいという想いを抱えながら伝え方が分からなかったのかもしれない。

 

 

僕は高校の一年生から学校にあまり行かなくなり、家にも帰ってこない日が続いてた。

そんな僕に親父は度々、『学校に行って欲しい。』『とにかく普通に座っているだけでいいから。』と話してくれたが、僕自身どうしていいか分からなかった。

 

それでも何とか卒業することが出来た日の卒業式の夜、

『何もしてあげられなくてごめんね』

と、たった一文書かれた手紙を親父からもらった。

 

そうか親父も俺もどうしていいか分からなかったんだ。

 

当時その手紙を読んでから、僕の人生が劇的に変わったというワケでもないが、何か一つ小さな大切な変化があったことは確かだ。

 

僕も30年生きてきて、社会に出て、大人の一員であるけれど、

分からないことやどうしていいか迷うことがたくさんある。

 

親には、

立派にして欲しい

ちゃんとして欲しい

理解して欲しい

愛して欲しい

たくさんの想いや期待があるのは当然だ。

 

だけど、その親も同じ想いを抱えたまま大人になったのかもしれない。

 

もしかしたら人生の最後に後悔することは、

してもらえなかったことよりも、してあげられなかったことかもしれない。

 

同じ想いを抱えて、同じように不器用な家族を、兄弟を、恋人を、仲間を

理解して受け入れることはきっと出来る。

 

今日は愛されるのを待つよりも、

愛することでリーダーシップをとる日にしてみてもいいかもしれませんね。

 

 

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