『ちっぽけな存在からの脱却』
私達の深層心理の中には、
『私はちっぽけな存在である』 という意識がどうやら隠されてあるようです。
愛されたい
誰かにとって価値のある人になりたい
魅力的になりたい
仕事がバリバリと出来るようになりたい
そんな想いと相反する気持ちですが、
どうやら『自分をちっぽけな存在』 として扱い続けたい意識があります。
アテにしないでくれ!
責任なんて取れない!
頼らないで!
信頼しないで!
期待に応えられない!
助けれない!
そんな自分自身の声と葛藤することもあるのではないでしょうか?
僕はアメリカンコミックスが好きなのですが、
ヒーロー達は、 一般の人が持ってない特殊能力を持っています。
空を飛べたり、壁にふっついたり、 ハイテクなボディアーマーを着ていたり、
そんな特殊能力を持って、 世界を混沌に貶めようとする悪と戦います。
しかし、
どの映画やストーリーにも出て来るのですが、
ヒーロー達は、
『俺には世界を救える力なんてない』
『大切な人は守れない』
と、自分をちっぽけに扱うんです。
特殊能力や武器、才能を持ったヒーローでさえ、
自分をアテにしないでくれ!
俺に期待しないでくれ!
誰も構わないでくれ!
とちっぽけな自分を抱きしめて殻に閉じこもろうとします。
そこから抜け出すには、
自分自身の声ではなく、 あなたを応援してくれる声を聞くことなんですよね。
もしかしたら、
昔に自分を正当に扱ってもらえなかったこと、
誰かを傷付けてしまったこと、
それがきっかけに自分をちっぽけに扱ってしまったかもしれません 。
しかし
そうやってずっと自分をちっぽけに扱い続けたのは、 自分自身なんですよね。
そんな自分を許してあげて、
あなたを応援し、信頼してくれる声に耳を傾けてみませんか?
あなたは自分をちっぽけに扱うことで、自分自身を、そして周りの人々も喜びから遠ざけてしまっているかもしれません。
周りの人々の声を聞くことは、
自分の過去を許して受け入れることから始まるかもしれませんよ。