選べるのは、あなたのタイミングだけ
タイミングはすれちがう
親のありがたみが分かるのって、一緒に暮らしていた学生時代より、一人暮らしを始めた時や自分が家族を持った時だったりします。
幼少期はもちろん、思春期の反抗期には、理解出来なかった部分も自分が社会で生きてきて分かったりします。
また、ちょっと違う例ですが、
友人や恋人。距離が離れてから改めてその大切に気付くなんてこともありますよね。
私たちは、誰がに何かしてもらうタイミングと感謝するタイミングは必ずしも同じタイミングじゃないんですよね。
もちろん同じタイミングもあります。
また、感謝って言葉の分類ではなくても
人生を振り返って、『あの人が言ってたのは、こうゆうことだったんだ〜。』『あの本の意味がやっと分かった!』など、話や情報を仕入れたタイミングとそれを理解するタイミングも必ずしも同じではないんですよね。
相手のタイミングは、相手に任せとく
恋愛における男女のすれ違いも、家族とのすれ違いも、友人とのすれ違いも
分かって欲しい時に分かってくれなかった。
感謝して欲しい時に、『ありがとう』って言ってくれなかった。
話を聞いて欲しい時に、聞いてくれなかった。
そこから始まってしまうのかもしれません。
でも、
あなたが分かって欲しいタイミングと、
相手が理解できる(受け取れる)タイミングってのも必ずしも同じタイミングではないんですよね。
どんな一生懸命伝えても、
相手が受け止めるタイミングはコントロール出来ない部分があるんですよね。
こっちは悲しくなったり、怒ってしまったり、
最初に伝えたかった気持ちからどんどんズレてしまって、、、、。
その時に、
自分は大切にされてない!と思いすぎる必要はないんです。
自分には自分の様々な事情があり、感情があり、想いがあるように、
相手には相手の様々な事情があり、感情があり、想いがあります。
自分には、自分のタイミングがあり、
相手には、相手のタイミングがあるんですよね。
諦める必要はなくて、タイミングはゆだねる
だからといって、何を伝えても意味はないってことじゃないんです。
相手のタイミングで分かる時がやってくるから。
それは親のありがたみにふとした瞬間に気がつくように、あの本の結末が突然分かるように。
あなたの一生懸命な想いは相手に届くのです。
タイミングは選ばない。
あなたも、相手も、苦しくなってしまうから。
タイミングを選ぶことで、
伝わらなくなってしまうこともあるから。
でも、あなたがあなたを大切に扱う瞬間は、今この時からでも、いつでも始められます。
あなたのタイミングはあなたが決めていいんですよ。